2010年8月17日火曜日

ハッピーエンドは苦手


小生、映画にしても漫画にしても小説にしても「ハッピーエンドです」てのが苦手で。
自分の実生活が幸せだからかもしれないが
「ハッピーエンドなんか見て楽しいか?」というのが本音。
フィクションこそ不幸でないと。
こないだやっていたサマーウォーズにしてもそうだけど(観てないけど漫画は読んだ)
「あの2人、数年後に別れてるだろ…」と思うくらい、浅い書き方。
ハッピーエンドは凄く書きやすいだろうがアンハッピーエンドは書きづらいと思う。
今まで大事に育ててきたキャラを、最後で崩壊させるんだもの。
なので、ハッピーエンドを描く人より、アンハッピー・バッドエンドを描ける作家さんの方が
才能がある。
ハッピーエンドは「はい!はっぴー!終わりです!」で、そこで終わりだけれども、アンハッピーエンドは
その時点からまだまだ続いていく。終わりがない。
こちらが「あの後どうするんだろ」とか「結局どうするんだろ」とか考えさせてくれる終わり方。
そのくらい不幸・最悪な終わり方でないと観る気がしない。
別に天邪鬼、とかそういうのではなく一種の性癖みたいなモンかもしれんが
不幸でドロドロしているがこそ、素晴らしい作品が多い。

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