2010年7月29日木曜日

人デ無シ乃宴


オイスター先生の12冊目の単行本
人デ無シ乃宴が7/27に発売になりました。
ので、書評じゃないけど感想を。
1冊丸々レナと優が肉便器にされる話で
最終的にレナは犬用便器にされてしまいます。
MATE(掲載紙)で読んでいる時は
「最後どうなるんだろう?救いのある結末だといいな」と思っていたのですが
(レナは過去レイプ経験があり、男に負けないように強くなろう、と努力してきた)
堕ちるとこまで堕とされて
一応最後まで「レナ」としての意識はあるものの
「男なんか」という気力がなくなり「レズなんかよりずっといい。なんで今まで突っ張ってきたんだろ」と
苦痛の中思ってしまう描写が物凄く気持ち悪いです(褒め言葉)
レズ恋人である優も捨てて、自分だけ助かろうと思ってしまったり
実際助かったものの、行き着く先は犬用便所だったり
「漫画」として最高のものを提供してくれております。
漫画と現実は違うので「漫画は漫画」と楽しめる方でないと(犯罪に走らない人)オイスター先生の作品を読むのは
難しいか、と思います。
オイスター先生のコマ割りとか、ぶれなさ(レナに対する高須の言動とか)は
最高級です。

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