2010年7月12日月曜日

恐怖

土曜日に映画を観て来ました。タイトルは「恐怖」

タイトルのまんまホラー映画なのですが、ホラー映画が観たい!て思ってきた人は拍子抜け、というか「え?え?」て思ったか、とww高橋洋脚本が好きな人は「高橋洋らしいなwww」と思ったに違いない作品。


小生は後者なのですが、監督・脚本の高橋洋という人は「怖いとはなにか」「死ぬとは何か」について、結構徹底的に映画の中で問い詰める人だと思っております。
高橋洋脚本を初めて観たのは「蛇の道」だったと思うのですが、
未だに1年に1回見たくなる作品で、見る度に新しい発見があるのです。
娘を殺された父親の逆襲、と思いきや…というどんでん返しがあるのですが、
それが異常に考えさせるし、面白い。塾のシーンに関しても色んな解釈があるし。

あまり書くとネタバレになるから止めておきますが、それ以来高橋洋という人を尊敬しております。


今回の「恐怖」という作品も、最後まで見ても「え?○オチ?」て思うかもしれないのですが、
考えれば考えるほど分からなくなる、というかニヤニヤしながら観てしまうのです。
ホラーだと期待して観ると混乱し「何?」て思うだろうけど、もっと深い部分で考えると
「高橋洋は今回これを言いたかったのか」と思うはず。小生はまだ分からないけど。

高橋洋は、作品の中にヒントは全部出すのですが、それをどう解釈するのかは、
観ている人に任せているので何回か観ないと分からない、観ても分からない、オマージュしてみたり、
とかいう部分が沢山あって飽きないっちゃー飽きないです。はい。

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